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“食”を楽しむ
社団法人 広島県栄養士会

食べることは、生きることの基本です。その生きる力を、“食”を通して身につけることが、食育のねらいです。食育で育みたい力は3つあります。一つ目は健康に食べる力、二つ目は人間らしく楽しく食べる力、三つ目は環境に優しく食べる力です。ここでは、二つ目の「楽しく食べる力」の「“食”を楽しむ」ことについて、考えてみましょう。
 
目の前に、大好物の、どんなご馳走が並べられていても、まったくおいしくなく、楽しくない食事を経験したことは、誰もが一度や二度ならずおありでしょう。
 
食べるということは、よりよい生理的状態を創るための栄養分の確保と、おいしい味の要求や楽しいといった心理的満足感の獲得という両面を持つ点がユニークなところです。つまり、食事は、生理的な面だけでなく、文化的、社会的な側面ももっているのです。食事を味わっておいしく楽しく食べるということは、身体的にも精神的にも重要な要素です。“食”を楽しむということは、食欲や体調、食事内容、食卓の雰囲気など、食生活全般の良好さや生活の質(QOL)の向上につながります。特に子どもたちが、楽しく食べる子どもに育っていくことは、心身の成長と人格の形成に大きな影響を及ぼします。できるだけ家族や仲間、友達同士など、みんなで一緒に楽しく食べる体験を積み重ねていくことが大切です。食卓は常に癒しの場、“食”を楽しむことができる場であってほしいものです。
    

  
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