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栄養とサプリメント
社団法人 広島県栄養士会

■栄養補給は食事が基本、サプリメント利用は良く考えて、賢く選択

●サプリメントとは

日本では法律上で明確な定義はされておらず、一般的には不足がちな栄養素(ビタミンやミネラルなど)の栄養補助食品として製造販売されています。
薬と違って、基本的に食品は効能・効果を表示できませんが、消費者庁が認めている「特定保健用食品」や「栄養機能食品」は、例外的に機能や効果を表示できます。これ以外の栄養補助食品は、いわゆる健康食品として一般食品に分類され、機能や効果を表示すれば薬事法違反となります。このため、利用者の体験談を載せて、「驚異の」「奇跡の」といった、いかにも効果があるように宣伝販売しているものが数多く出回っており、留意が必要です。
 

●サプリメントのメリット

・簡単、手軽に必要な栄養成分を摂取することができる
・組み合わせにより、相乗効果が期待できる 
 

●サプリメントのデメリット

・単一栄養成分の過剰摂取に陥りやすい
・医薬品との組み合わせに注意が必要
 (例えばワーファリンとクロレラ)
・ビタミンやミネラル等の種類によっては、1種類で摂ると吸収がよくない場合がある
・サプリメントに頼りすぎて、本来の食生活がおろそかになる
 

●サプリメントを摂るときの注意点

最近、テレビや新聞、雑誌などでサプリメントが取り上げられ、簡単に効果がでるように思いがちです。薬と違って食品は、余程の欠乏状態でなければ即効性はないことは勿論ですが、過剰摂取による健康障害など引き起こす恐れがあります。効果よりも安全性を第一に、利用目的、方法、摂取量に十分配慮して利用する必要があります。
 
健康づくりの3本柱「栄養・運動・休養」の栄養は食事が基本、サプリメントはあくまで補助的手段にすぎません。まずはご自分の食習慣を見直し、その上でサプリメントを利用する際は、次の点に留意して上手に取り入れましょう。
 

  1. 本来、栄養成分は高価なものではありません。高額な物はよく考えて利用しましょう。
  2. サプリメントを飲む場合は、お水(軟水)で飲みましょう。
  3. 珈琲、紅茶に含まれるカフェインやお茶のカテキンやタンニンは栄養成分と結合し、その吸収を妨げる成分なので、食後30分以降に飲むようにしましょう。
  4. ビタミンB群を摂る時は数種類一緒に摂りましょう。
  5. 食物繊維を大量に摂ると、食物繊維がビタミンやミネラル類を吸着し体外に排出すると同時に、栄養成分の吸収を妨げてしまうので注意しましょう。
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