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広島の食文化
JAグループ広島

南は瀬戸内の温暖な土地から、北は中国山地の積雪寒冷地まで、ひとつの県でありながら気候に大きな差があり、「日本の縮図」といわれるのが広島県です。山谷が多く平野が少ない、急な流れの川が多い、という特徴があります。また、150以上もの大小の島がある瀬戸内では、段々畑が多く見られます。

気候の違いは当然、土地ごとに育てられる作物にもあらわれます。そのことが地域ごとに、多種多様なおいしさ・味覚を生み、育んできました。

 

広島といえば「かき」が全国的に有名ですが、海の幸に野の幸を組み合わせた料理が多く生まれています。「鯛めん」「しばすし」「ワケギとタコのぬた」などがあげられます。

 

中国山地のむこう、山陰の食文化の影響も見逃せません。石見から運ばれてきたワカメは「ワカメむすび」「ワカメごはん」「ワカメ汁」として親しまれるようになりました。

 

安芸門徒ならではの食があるのも広島の特徴です。行事や戒律、伝統から生まれた味わいがいろいろとあります。「おたんや料理の八寸」「煮込め」「いとこ煮」「煮しめ」などの精進料理や「ばらずし」「押しずし」などが知られています。

 

これらの他にも、その地域や家庭で受け継がれてきた郷土料理など、バラエティ豊かな食の文化がある広島県。残念ながら、近年では年中行事の意識も薄れ、行事食や郷土食が家庭で作られなくなりつつありますが、地域の食文化を守り伝えていきたいものです。

 

参照:「ひろしまの味」(平成20年)JA広島県女性組織協議会


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