HOME > 食と文化 > 卑弥呼は現代人よりも6.4倍もよくかんだ
卑弥呼は現代人よりも6.4倍もよくかんだ
社団法人 広島県栄養士会

 

この写真は卑弥呼の時代(弥生時代)の食事です。
食べていたものは、アユの塩焼き・カワハギの干物・長芋煮・クルミ・クリ・ノビル※メモの塩ゆで・もち玄米のおこわなど、時間をかけてよくかまないと食べられないものばかりでした。
食事時間は51分。かんだ回数は3,990回。現代を1とした場合のなんと6.4倍。
この時代の人々は“強い歯”の持ち主でした。

では、現代はどんなものを食べているのでしょう。
パン・ポタージュ・ハンバーグ・プリン等あまりかまなくてもよいものを好んでいます。
食事時間は約10分。かんだ回数は620回です。
しっかり“かむ”ことがおろそかになりがちです。




よくかむとどんな効果があるのでしょうか。

肥満防止 よくかんでゆっくり食べると脳が満腹感を感じ食べすぎを防ぐ
味覚の発達 よくかむと食べ物本来のおいしさを感じるようになる
言葉の発達 かむことであごの筋肉が発達し、はっきりした発音になる
脳の発達 よくかむと脳への血流がよくなり、脳の活性化になる
歯の病気予防 よくかむと歯の表面が磨かれ、歯茎のマッサージにもなる
がん予防 だ液は多くの働きをもち、発がん物質の毒性を弱める
いー 胃腸快調 よくかんで食べると胃への負担が少なくなる
全力投球 よくかむと歯やあごが鍛えられ、歯をくいしばり、全身に力がみなぎる


しっかりかむために、強い“歯”を作りましょう


(社)日本栄養士会発行「健康増進のしおり」より

 

 

 

※メモ : “のびる”について
のびるの写真のびるは古代から食べられていた野草で、ちょっとヌルッとしていて、香りもツーンとしています。胃腸を丈夫にし、体温を温める働きがあるといわれています。球根の部分を生のままで味噌をつけて食べたり、てんぷらにしたりして食べます。春に、野原、河原の土手などで、採ることができます。
▲このページの上部へ