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春の山菜2 ほろ苦い山菜の味
広島県歯科医師会

苦味は酸味とともに私たちは本能的に好まない味です。これは苦味が身体に有害なもの(毒)、酸味が腐ったことを示すためであり、人が自分を守るために危険を感じる反射機能だと言われています。

 

大人は春の山菜の魅力である「苦味」を春の味として楽しみますが、子どもは好んで食べることはしません。その理由は苦いことが要因だけではなく、はじめて経験する味を避ける傾向があるからです。

 

春の山菜にはビタミンCが多く含まれていますし、苦味成分には老化防止効果がある抗酸化作用や新陳代謝を促進する作用、血圧効果作用などがあります。

 

食材の入手が困難なことや、食を子どもの嗜好に合わせる風潮があること、調理方法が分からないことなどの理由で、山菜が食卓に上がることが少なくなっているように見受けられます。

食べ物の好き嫌いは、味だけではなく、かたさや温度、香り、など感覚器官からの情報や、食べる環境なども大きく影響します。家族一緒に楽しい意雰囲気で食事をして、子どもが美味しいと思える環境づくりをしながら、食文化の継承をし、季節を食から感じたいものです。


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