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日本の夏 魅力の夏野菜
社団法人 広島県栄養士会

旬の野菜のパワー

旬の野菜は、春、夏、秋、冬、四季の到来を告げてくれる食材です。私たちは、その香りをかぎ、旬特有な味を味わい、旬なればこそのパワーをいただき、自然の営みや恵みに感謝してきました。日本人の豊かな感性は、こうした環境の中で知らず知らずのうちに、育まれて、磨かれてきたものといえます。しかし、科学・経済・流通の進展に伴い、今や季節に関係なく、年中色々な食材が手に入り、食べられるようになって、季節感や旬を感じる機会も失われつつあります。

夏野菜の魅力

夏は盛り、暑い夏を乗り切るため、経済・流通等も考えながら、先人の知恵を借りて夏野菜の魅力をひも解き、夏野菜の持つパワーや魅力を見直し、利用してみませんか。知らず知らずのうちに豊かな感性が磨かれていくと思います。
 
ところで、暑い盛りに収穫される代表的な夏野菜には、キュウリ、 ナス、トマト、ピーマン、オクラ、トウモロコシ、ニラ、カボチャなどがあります。これらの野菜は、β-カロテン、 ビタミンC、ビタミンEなどを多く含み、疲労回復や活性酸素を消去する抗酸化作用があり、夏バテ防止やがん、動脈硬化の予防などの効果を発揮するとともに、皮膚・粘膜を正常に保ち美容効果や体を冷やす機能性も併せ持っています。
中でもトマトやパプリカなどは、抗酸化ビタミン類以外に強力な抗酸化作用をもつリコピン、カプサンチンなどの赤い色素を含み、がんや動脈硬化の予防を強力に推し進める機能成分、いわゆる植物が虫や紫外線から身を守るために備えているファイトケミカルを多く含んでいます。これら機能成分は、一緒に加熱調理すると吸収率が高くなったり、その野菜に含まれる複数の抗酸化物質により相乗効果を発揮するといわれています。

1日野菜350g摂取で夏バテ予防・がん予防

350gの野菜はこれくらい

予防医学界では「がんの発症要因の約35%は食事」という認識が一般的で、彩り豊かな野菜が並ぶ食卓は、更に抗酸化作用が効率的にアップし、健康長寿ロードにいざなってくれる食卓といえましょう。さあ、今日から1日350gの野菜摂取で、夏バテ予防、美肌づくり、がん予防に努めましょう。

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