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カタクリの花と縄文アイス
広島県歯科医師会

カタクリの花

カタクリの花の自生地が広島県安芸高田市の向原にあると聞き、春の好天にも誘われて向原に行きました。

現地では満開の桜と菜の花を見ながら、カタクリの里に着きました。地元の皆さんの地道な丹精込めた手入れのお蔭で、可憐なカタクリの花を見ることできました。

カタクリの里、カタクリの可憐な花

 

片栗粉

現在主流のでんぷんが原料の片栗粉片栗粉は、名前が示す通りこのカタクリの鱗茎(球根)を精製して作られたものですが、カタクリが希少になったため、今ではほとんどはジャガイモのデンプンが原材料になっているそうです。
中華料理などのとろみをつけたり、お菓子に使用されていることはよく知られています。歯科関係にとっても身近な嚥下食(飲み込みが困難な方への食事形態)のとろみをつける材料にもなっています。
本来の片栗粉を使った料理をぜひ味わってみたいものです。

縄文アイス

カタクリの里で軽く昼食をとるために入った売店で目についたのが、縄文アイスでした。赤米を使ったもので、薄紫のアイスの中にチョコチップスのような赤紫の粒が入っています。これが古代米(赤米)です。冷たくやわらかいアイスの中にかなり噛みごたえのある赤米粒が入っていて、何とも言えない興味ある食感でした。
タマゴを使っていないので、タマゴ・アレルギーのある人にも安心して食べることができることも特徴だそうです。

縄文あいす
 

赤米

赤米赤米と言えば、以前、健康志向の非常に高い友人が健康食として送ってきてくれたことを思い出します。
赤米に無知な我が家では、赤米そのものを炊飯器で炊いたところ、ボソボソ、カチカチでとても食べられるものではありませんでした。よく聞くとひとつかみの赤米を白米に入れるのだそうです。そうするとまさしく赤飯でした。噛むほどに味が出ますし、噛みごたえがあり、体だけでなく歯・口のための健康食だと実感しました。
 
赤米の赤色は、ポリフェノールの一種のタンニンが含まれているためであり、白米に比べてタンパク質やビタミン、ミネラル、亜鉛などが多く含まれているそうです。健康食とし
て市販されている十穀米あるいは十六穀ご飯にも赤米は入っています。
古代米には黒米や緑米などもあるようですが、その代表格が赤米で、向原は古代米の産地として「古代米の里」作りに努力されていると聞きました。
 

カタクリの開花は、役場で確認することができると聞きました。是非最盛期にもう一度カタクリの花を見に、そして縄文アイスを食べるために、行ってみたいものです。

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