広島県歯科医師会は、2023年1月18日 (水) 午後1時から、広島県歯科医師会館 (広島市東区) 1階「広島口腔保健センター」にて、2022年プロ野球ドラフト会議の指名を受けた広島東洋カープの新入団選手10名 (斉藤優汰投手、内田湘大内野手、益田武尚投手、清水叶人捕手、河野佳投手、長谷部銀次投手、久保修外野手、名原典彦外野手、中村貴浩外野手、辻大雅投手) の歯科健康診断を、感染症対策を十分に講じたうえで実施しました (中村貴浩外野手は2023年1月24日 (火) に実施) 。
この歯科健診は、球団の依頼を受け、春季キャンプを目前に控えた新入団選手の歯と口の健康をチェックするもので、1990年 (平成2年) から毎年実施しています。
歯科健診では、歯科医師がむし歯の有無や歯ぐきの状態などを調べました。また、しっかり噛むことがアスリートのパフォーマンス向上につながるといわれていることから、咬合接触検査装置を用いて噛む力や噛み合わせのバランスなども調べました。咬合力は、河野佳投手が新入団選手の中で最高値を記録しました。
歯科健診の終了後には、歯科医師からマウスガード装着の目的と効果を説明し、歯科衛生士から正しい歯みがきの方法や定期的に歯科健診を受けることの大切さなどを説明しました。
検査を終えた斉藤優汰投手は「初めて口の中の写真を撮影されたり、かみ合わせの測定をしたりして、とても新鮮だった。いままでは学校の歯科健診でむし歯を指摘されたときに近くの歯医者さんを受診するという感じだったが、これからは歯科健診がないので、自分で定期的に歯科受診をしないといけないことが分かった。」と話していました。
頑張れカープ!跳ねろ若鯉!スポーツ歯学の普及啓発に取り組む広島県歯科医師会は、新入団選手の今後の成長と活躍はもちろん、広島東洋カープの10回目のセ・リーグ優勝とCS突破、そして39年ぶりの日本シリーズ優勝、悲願の日本一を期待しています。
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