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「妊婦歯科健診 行かないなんてもったいない!」のは、ナゼ??

質問一覧

質問1

妊婦歯科健診にはいつ行ったらいいの?

安定期に入った妊娠5か月くらいからの健診受診がおすすめです。

なぜ、安定期以降がいいの?

  • つわりが落ち着くと、吐き気などが落ち着き、健診や治療を受けやすくなります。
  • 治療が必要になった場合、出産までに治療期間が十分とれます。
  • 妊娠後期でお腹が大きくなると、仰向け寝が苦しくなり、健診・治療が難しくなることもあります。

妊婦歯科健診・治療で歯科医院へ行く時のお願い

  1. 予約してください。
    「妊婦歯科健診を受けたいです!」「妊娠中ですが、歯が痛いです」「歯のクリーニングをしたいです!妊娠5か月です。」など、ご希望の内容を伝えましょう。
  2. 妊娠していることを伝えてください。
    妊娠何ヶ月目か、体調はどうか、里帰り出産の予定などを教えていただけると、治療方法や日程など調整できます。
  3. 忘れずお持ちください。
    ・保険証
    ・母子手帳 (妊娠中と産後の歯の状態を記録するページに結果を記入します)
    ・お薬手帳
    ・妊婦歯科健診受診票 (クーポン)

質問2

妊婦歯科健診ではどんなことをするの?痛い?

お口の中をみます。

まずは、みるだけです。痛くないですよ!

どんなことをみているの?詳しく教えて!

  • むし歯があるか、無いか。
    妊娠中に治療したほうが良いかお知らせします。
  • 歯みがきは行き届いているか。
    歯みがきのしかたを習った方が良いかお知らせします。
  • 歯肉(歯ぐき)が腫れていないか。
    ていねいな歯みがきだけでおさまる炎症かお知らせします。
  • 歯石が付いているか、どれくらい付いているか。
    歯石を取る治療を妊娠中にしたほうが良いかお知らせします。
  • その他(食生活等)で困っていることや悩んでいることがあれば相談してみましょう。
  • 歯が生え始めた赤ちゃんのお口の中には、主にお母さんや家族からむし歯菌が伝わります。妊娠中から家族みんなでお口のケアを行い、むし歯菌を少なくしておくことは、お子さまをむし歯から守ることにもつながります。おなかの中からむし歯予防は始まっています。

質問3

どうして妊婦歯科健診に行かないといけないの?

妊娠すると、女性ホルモンの増加生活習慣の変化などで、お口の中は大きく変化します!

代表的なお口の変化は、

  • むし歯になりやすくなる。
  • 歯肉の炎症や出血が起こりやすく、また腫れやすくなる。
  • 歯周病が悪化しやすくなる。
  • 口臭が強くなる。

そのため、妊娠中のお口の健康管理が大切です。

「あなたのお口は、ホントに大丈夫??」かどうか、是非、妊婦歯科健診の受診を!

むし歯になりやすくなるのはナゼ?

  • つわりのとき、奥まで歯みがきすることや歯みがき剤のにおいが気持ち悪くて、ていねいに歯がみがけない。
  • 食べ物の好みが変わって、甘いもの、酸っぱいものを好んで食べるようになる。
  • 何か食べていないと気持ち悪くて、ダラダラ食べたり飲んだりしてしまう

など、お口の中が常にむし歯になりやすい環境になっています。

歯肉の炎症や出血、歯周病が悪化しやすくなるのはナゼ?

  • 妊娠中に増加する女性ホルモンの影響で歯周病菌が増殖し、歯肉炎が起きやすくなります。
  • 歯周病菌や歯肉炎からでる炎症性物質が全身にまわり、低体重児や早産を起こす可能性があります。 妊婦さんが歯周病にかかっている場合、低体重児や早産のリスクが7倍になるとのこと。タバコやアルコール、高齢出産よりも高い数字です。
  • 出産後は赤ちゃんのお世話がたいへんで、お母さんは歯科医院を受診しにくくなる可能性があります。その結果、お口の中の状態が悪化し、いつのまにか大変なお口の中になっていることがあります。

質問4

もう上の子でわかってるって。
なんでまた妊婦歯科健診を受けないといけないの?

育児ってたいへんですよね。どうしても自分のことは後回しに。妊娠すると体調がすぐれないことも...。初めてのママさんも、2人目以上のママさんも、自分の健康が基本です。あなたのお口は、ホントに大丈夫??かどうか、無料の妊婦歯科健診でチェックしましょう。 自治体によって無料の期間が異なりますので、確認をしてください。

妊婦歯科健診は、親子で通える「かかりつけの歯科医院」を見つける大チャンス!

かかりつけの歯科医院を見つけておくと、こんないいことがあります!

  • 妊娠中のお口の悩みや不安な変化をすぐに相談できます。
  • 親子・家族でかかりつけの歯科医院に通って、むし歯予防・歯周病予防ができます。
  • お母さんが安心して歯科治療を受けているのを見ると、お子さまも安心して歯科医院に慣れることができます。
  • お子さまが転倒して歯・口まわりをうった時は、必ず歯科受診しましょう。かかりつけの歯科医院では緊急対応してくれます。
  • 食べる・飲み込むなどお口の機能や発音の発達など、継続してみてもらえます。

質問5

むし歯があったら治してもらえるの?

健診結果から、さらに精密な検査や治療が必要な場合は、妊婦歯科健診とは別の日に診療となります。

是非、必要な治療を受けるようにしましょう。 歯科治療を受けるなら妊娠中期(16週~27週頃のいわゆる安定期)が最適です。

レントゲンや麻酔、薬は大丈夫なの?

  • レントゲンや麻酔も心配ありません。レントゲン撮影して治療内容を決める事が大切です。
  • 麻酔をせずに痛みをガマンして治療を受ける方がストレスになり、母子共に良くないこともあります。
  • 痛み止めや抗生剤などのお薬については、歯科医師や産婦人科医によく相談して飲みましょう。 もし、治療を受けることに不安がある場合、歯科医師によく相談して今後の方針を決めましょう。 妊娠初期 (4~15週頃) や妊娠後期 (28週~) は、緊急以外の治療はできる限り避けたいところです。

出産後の歯科受診再開のタイミングはいつがいい?

お母さんの体調が落ち着いてきて、赤ちゃんの首が座り、生活リズムが安定してくる3~6か月頃からはいかがでしょうか。

質問6

上の子どもは連れて行っていいの?

かかりつけの歯科医院に問い合わせてみてください。

親子でかかりつけの歯科医院に通って、むし歯予防に一緒に取組みましょう!

質問7

赤ちゃんはいつ歯医者さんデビューすればいいの?

歯がはえ始める時期、生後6か月~1歳くらいをおすすめします。

歯が生えたら歯科健診とフッ素塗布に!仕上げみがきの方法やフッ化物の使用方法を歯科医院で教えてもらいましょう。

母子手帳にはお子さまの歯の状態を記録する欄があります。歯科健診の時に母子手帳を持って行って、歯科医師に記録してもらいましょう。 あなたと赤ちゃんの記録は、「お子様の未来へのラブレター」です。

質問8

赤ちゃんがよちよち歩いていたら転んで机にお口ぶつけちゃった!どうしたらいいの?

まずは落ち着いて、状況を確認しましょう。

  • 意識はあるか? 呼吸はあるか?
    反応がおかしいときはすぐに救急車を要請しましょう。
  • 出血など、ケガをしているか?
    圧迫止血しましょう。
  • 歯や口のケガの状態は?
    歯が抜けた?欠けた?向きが変わっている?
    かかりつけの歯科医院に至急連絡して緊急でみてもらいましょう。

大丈夫でしょ、と判断せず、歯科医師に診断してもらいましょう。

緊急対応の方法をあらかじめ知っておくと慌てません。是非、一度ご覧ください。

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